外装の確認

中古車がどのような状態になっているかを確認することは、とても重要です。中古車の状態とは、前のオーナーがどのように自動車を乗ってきているかということを確認することにもつながっていきます。中古車の状態は、外装などを確認するだけでも、結構いろいろなことが分かってくることがあります。
まずは、ドアについて、チェックをしてみると良いでしょう。ドアの縁の所を見てみて下さい。縁の所の塗装が、はがれている、かけているとすると、自動車のドアを開ける時に、壁などにぶつけていた可能性が高いと判断をすることができます。別に塗装がはげていても、自動車の性能の部分には大きな問題はないかもしれません。しかしそれだけいい加減に自動車に乗っていたと判断をすることができます。メンテナンスもきちんとしていなかった可能性が高く、購入をすれば故障をする可能性も高いということになってしまいます。
また中古車のドアミラーやホイール、タイヤの状態もチェックをしておくと良いでしょう。これらの個所には共通するポイントがあって、自動車の運転をする時に、ぶつける可能性が高いのです。例えば、国産車で、左のドアミラーの所に傷がある場合には、曲がる時やバックをする時にぶつけていた可能性があります。またタイヤのホイールの所に傷があれば、宴席の所によくぶつけていた可能性が指摘されます。
このような運転をしてきた前のオーナーは、手荒な運転をしていたか、運転技術が著しく劣っていたかのいずれかの可能性があるということになってしまいます。特に運転レベルの低いオーナーが運転していた中古車については、小さな修理を繰り返している可能性があります。また大きな修理履歴を持っている自動車の可能性も高いことになってしまいます。ですから、購入は控えるべきでしょう。
外装を見る時には、少し遠く離れた所からチェックをすることをお勧めします。2メートルくらい離れた所から見てみましょう。そして、ボディに対して垂直ではなく、やや斜めの方向からチェックをすることを心がけてみると良いでしょう。そうすると、ボディの所のゆがみなどをよりはっきりと確認することができます。ボディがゆがんでいるとすると、結構大きな事故を経験している可能性が高いことになってしまいます。そのような中古車は、やはり購入すべきではないことになるでしょう。